デメカルを使った、震災被災地支援活動本格化!

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◎南相馬市仮設住宅での活動を開始しました

リージャーは、東日本大震災支援プロジェクトC3NP(継続ケア・キュアネットワークプロジェクト)に協力企業として参画しています。
その第一段として、8月12日(金)、13日(土)に、南相馬市でデモを行いました。
この活動は、現地NPOなどの協力を得て、三つの仮設住宅で実施しました。
各仮設住宅でC3NPの説明会と最初の「おためし」としての遠隔相談デモセッションを行いました。
当日は、現地の社会福祉協議会のみなさん、鹿島区役所職員の方、現地参加のボランティアの人などにも参加していただきました。

三つの仮設住宅は、いずれも鹿島地区にある、寺内第一(40戸)、小池第三(127戸)、小池原畑第一(48戸)です。南相馬市は全体で2000戸分の仮設住宅を建設する計画で、現在、1500戸が設置済みとのことです。
最初の訪問で、チラシを配布しての「飛び込み」の実施であったにも関わらず、また、お盆期間中で猛暑の中での実施でしたが、三カ所で総勢40名以上の住民に参加していただきました。
ほぼ全員にC3NPが提唱する『テレビ会議システム』を試していただき、好評を得ました。また、希望者のみとしたデメカルにも多くの方に関心をもっていただき、採血をしていただきました。結果については、後日、ご本人に知らせ、必要に応じて、遠隔システムで医師からのアドバイスを受けていただくなどのフォローアップがなされます。

現地の社会福祉協議会と市役所との協議の結果、今後は、週一回程度、各仮設住宅で社会福祉協議会の主催で開かれる「お茶会」「サロン」といった希望者参加の集まりの時間に引き続いてC3NPの遠隔相談を実施していくことになりました。現地での支援体制については、現地NPOや社協等の協力を得ることが必須であることが改めて分り、体制作りを含め、今後、更に検討して行きます。

◎今後の予定
気仙沼市、仙台市、相馬市、遠野市、釜石市、市などで順次、支援活動を開始する予定です。