調査報告1

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3健康保険組合の未受診被扶養配偶者(2,966人)を対象に デメカルを利用し、血液検査と問診による生活習慣実態調査を行った。

デメカル活用例 未受診者実態調査

1. 意外に少ない保健指導対象者

全体をみて、服薬(問診)者が多い。
情報提供が全体の1/4を占め、積極的支援と 動機付け支援に該当する保健指導対象者は 意外に少ない。(全体の約17%)
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2. 内臓脂肪の目安、”おなかまわり(腹回り)”を計測

腹回り90cm以上ある女性が意外に多いことに驚く。
「腹回り」はへそ位置を基点にその周囲を計測するもので、 いわゆる「ウエスト」とは異なる。今回は、”腹囲は自己計測”としたため、実際には腹回り90cm以上の割合は下グラフ以上になると思われる。
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3. メタボリックシンドローム該当者の生活習慣共通点

メタボリックシンドロームまたは予備軍と判定された方々の問診回答にはいくつか共通の傾向がある。
日々の生活習慣が引き金となりメタボリックシンドロームへの階段を駆け上っていく姿が 目に浮かぶようである。まずは日々の生活習慣の改善を呼びかけ、健診による健康度の チェックを怠らないことが健康維持につながるのではないだろうか。

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「体重増加」回答者にはメタボリックシンドローム該当者が多く見られる。

「体重増加」回答者にはメタボリックシンドローム該当者が多く見られる。

喫煙者にはメタボリックシンドローム該当者が多く見られる。

喫煙者にはメタボリックシンドローム該当者が多く見られる。

メタボリックシンドロームには食事のとり方が少なからず影響していることがわかる。

メタボリックシンドロームには食事のとり方が少なからず影響していることがわかる。

採食内容とメタボリックシンドロームの関連性は高いことがわかる。

採食内容とメタボリックシンドロームの関連性は高いことがわかる。